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本サイトは、北海道大学教育学修支援センター・ティーチング・ラーニングユニット(TLU)が管理・運営しています。

ここでは、TLUが展開するプレFDの基本方針と具体的な取組を紹介しています。詳細やお問い合わせについては、TLUウェブサイトをご確認ください。

プレFDや大学院生の教育能力開発に関心をお持ちの方へ、ぜひご共有ください。

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目次

1. 北海道大学教育学修支援センターティーチング・ラーニングユニット(TLU)の概要とプレFDの基本方針

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TLUウェブサイト

https://ctl.high.hokudai.ac.jp/

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プレFD取組概要図

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1. 北海道大学教育学修支援センターティーチング・ラーニングユニット(TLU)の概要とプレFDの基本方針

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北海道大学では、2026年度の組織改編により、教育イノベーション機構に教育学修支援センターが新たに設置されました。同センターは、教育・学修支援に関する3つのユニット(「ティーチング・ラーニングユニット:TLU」、「オープンエデュケーションユニット:OEU」、「ピアラーニングユニット:PLU」)の3ユニットで構成されています。このうちTLUは、旧・北海道大学高等教育研修センター(CTL)の取組を継承し、教員6名、事務スタッフ5名(2026年6月現在)の体制のもと、教職員の教育能力開発や学生の学修支援(プレFD、TA・TF研修など)を担っています。また、文部科学省の教育関係共同利用拠点として、全国の教職員や大学院生が利用できる研修、教材、学修機会を提供しています。

大学院生は、在学中にTA・TF等として大学教育に関わるほか、修了後も大学、研究機関、企業等において、専門知識の共有、協働、人材育成を担うことが期待されます。教育能力は、大学教員志望者に限らず、高度専門人材に共通する基盤的能力であり、大学院段階から教育の基礎を学び、実践と省察を重ねる機会を整えることが重要です。TLUでは、こうした認識のもと、TA・TF研修による基礎的な教育能力の形成、大学院共通授業科目による大学教員として必要な知識・技能の体系的な学修、さらに実践型プレFDを通じた学部生を対象とした授業経験へと、段階的に取組を展開しています。さらに、大学院生へのFD研修の一部開放や能力認定制度、他大学への専門的支援を組み合わせ、大学院生の教育能力開発を学内外で幅広く推進しています。

このように、大学院生の教育力育成プログラムを提供することによって、教員支援や授業改善にもつながる仕組みを構築しています。大学教育を少しでも良いものにしていくためには、教員の協働的支援者としての学部生・大学院生を育てていくことが重要だと考えています。

◆ 北海道大学教育学修支援センターTLUウェブサイト:https://ctl.high.hokudai.ac.jp/

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2. 具体的なプレFDの取組

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2-1. TA・TF研修会

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TLUでは、大学院生がTA(ティーチング・アシスタント)やTF(ティーチング・フェロー)として大学教育に携わる機会を、教育能力開発の重要な入口と位置づけ、TA研修会は1998年から、TF研修会は2015年から毎年実施しています。TA研修会は推奨受講、より高度な授業支援を担うTF研修会は必須受講とし、担当業務に応じて必要な知識・技能を段階的に身につける仕組みとしています。

近年は、大学院生の研究活動や多様な生活状況と両立しやすいよう、学内LMSを用いた完全オンデマンド形式で研修を提供しています。研修では、大学教育の基本的な考え方、授業の目的・目標と評価、フィードバックの意義、担当教員との連携、学生への対応、合理的配慮、ハラスメント等を扱っています。さらに、確認テストや小論課題を通じて、知識の習得だけでなく、授業に関わる者としての役割と責任を自ら考える機会を養っています。加えて、留学生向けに、英語による教材も提供しています。

こうした研修により、学生との適切な関わり方や学修支援、担当教員との協働に必要な基礎的能力が涵養され、TA・TFとしての円滑な業務遂行が期待されます。また、大学にとっても、授業補助者の役割や責任の明確化を図るとともに、学生支援や授業運営の質の向上につながると考えられます。

また、受講後アンケートや実際に業務に従事した修了者への聞き取りをもとに内容を継続的に見直しています。今年度は、新たにプレゼンテーションやファシリテーション等のより実践的な内容も拡充していく予定です。

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2-2. 大学院共通授業科目「大学教員養成講座」

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TLUでは、将来大学教員を志す大学院生を主な対象に、2010年から大学院共通授業科目として「大学教員養成講座」を開講しています。本講座は、所属研究科を問わず学内の大学院生が履修できる授業形式のプレFDであり、大学教員として求められる知識・技能・態度を体系的に学ぶ機会として位置づけられます。

本講座は基礎編と発展編から構成されます。

①基礎編  大学教員という職業への理解、授業設計、シラバス作成、教授法、評価方法、学生対応等を学び、将来自身が担当することを想定したシラバスを作成します。

②発展編  模擬授業、研究紹介プレゼンテーション、ゼミ・研究室運営を想定したファシリテーション実践等を行い、多面的なフィードバックを通じて自身の教育実践を省察し、改善する力を養います。

基礎編・発展編を組み合わせることで、単に「授業ができる」ことにとどまらず、教育活動を振り返り、継続的に改善できる大学教員としての基礎的専門性を育成する設計となっています。さらに、基礎編・発展編の両方を履修した者には、学部1年生向けオムニバス授業(詳細は2-3を参照)において実際に学部生を対象とした授業を担当する機会が提供され、講座での学びを実際の教育実践へと接続する仕組みを整えています。

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TLUでは、大学院生が実際の学部生を対象に授業を担当する「実践型プレFD」を、2026年度後期から新たに開始する予定です。大学教育に関する知識の習得や模擬授業は、教育能力を育成するうえで重要である一方、実際の学生を前にすると、理解度や反応に応じた説明、対話の促進、フィードバックなど、その場で判断し対応する力が求められます。大学院生の教育能力をさらに高めるためには、こうした実際の教育場面を経験する機会が重要です。本授業は、こうした課題を踏まえ、大学院生が実際の教育場面で学びを深める機会を提供するものです。

具体的には、本学の学部1年生を主な対象とした一般教育演習「多様な領域から学ぶアカデミックスキル」において、基礎的な教育能力を身につけた大学院生が、担当教員の指導・支援のもと、学部1年生向けの授業の一部をオムニバス形式で担当します。多様な専門的背景や研究経験を生かしながら学部生の学びを支援することで、専門知識を分かりやすく伝える力、対話やグループワークを運営する力、学習者の反応を踏まえて授業を改善する力の育成が期待されます。

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